新型コロナが原因の解雇で失業手当、再就職手当、国民健康保険税減免の申請をしてきた
ども、むったん(@6ttan)です。
2020年9月のシルバーウィークが終わった後…推しのオンラインイベント配信の翌日ということもあり「よし!推しに会える未来のために今日もがんばるぞ!」と意気込んでた日のこと。
いきなり解雇通告を受けました。
Contents close
当時の状況
もう5ヶ月も前のことなんだな…と振り返りつつも、あの日の衝撃はなかなかでした。
なにせ午前中にいきなりミーティングが入り「あ、これは誰かが退職するんだろうな…」とちょっとざわざわしてたら、個別ミーティングになって…「お給料をもう支払えないので10月末日で解雇とさせていただきます」と。。。
Oh!こんなのテレビの中の…しかも都会の中小、ベンチャー企業の話だと思ってたよ(失礼…
まぁ、全社員解雇となった訳で…ミーティング後に同じ部署の上司と後輩とオンラインミーティングして「やべーっすな」と皆受け止めきれない現実に半笑いしていました。
その時は、「収入が無くなるのはマズいから次の働き口探さなきゃ」と一家を支えていた男性社員たちは口々に言っていました。
私も貯金があるとはいえ、去年ローンで新車買っちゃったし(会社との往復距離100kmを快適に、と良い車買っちゃったのよ😭)、学生時代の奨学金の返済がもうちょっと残ってるし…月々の食費や光熱費等々も払ってるから、他人事じゃないぞと冷や汗。
「働かせてもらえる所を探さないと!」と焦っていたら、頼りになる先輩から「国保はハロワで受給資格証をもらったら、役所行って軽減してもらうんやで!」とLINEがきまして。
あ!国保に切り替えなきゃ!年金!あれ…市県民税って…。
と、今まで会社に頼ってた支払いのあれやこれやの存在を思い出し。
先輩と話しながら「失業手当と再就職手当、どれくらいもらえるか計算した?」って。
先輩早ぇーっす…w
私にいたっては存在すら忘れていたのに。
ということで、いきなり解雇通知を受けても焦らず慄かず…いただける恩恵を受けながら次の働き先を探すため、失業手当(失業保険)と再就職手当の申請の流れ、そして新型コロナウイルスに係る国民健康保険の減免についてお話ししていこうとか思います。
あくまで私の体験談ですので、すべての人には当てはまりません。
参考程度にご覧いただければと思います。
一連の流れ
話が長くなりそうなので、ざっくりこの6ヶ月の流れです。
なんだかんだ一番待ったのが開業届で、その次に雇用保険被保険者離職票でした。
どちらもそれぞれ失業手当、再就職手当の申請に必要な書類だった物なのでとてもじれったかったです。
では詳細をお話ししていきましょう!
失業手当の受給資格を得る
初回面談
私の場合、解雇通告を受けたのが9月下旬でしたが、前職で10月末までは在籍したままで職探ししていいよ、とのお達しがありました。
つまりは10月末までは前職に在籍したままで、10月分のお給料として11月に入金があるような状況でした。
ただし10月末まで在籍しているという事は、雇用保険被保険者離職票はそれ以降(11月に入ってから)に送られてくる、ということですね。
10月には眠らせていた転職サービスのアカウントを復活させ、面接をする中で「フリーランスもありかな…」と考えていました。
11月入って「まぁ、1日2日で雇用保険被保険者離職票は届くだろう…」と考えていましたが、なかなか来ず。
結局届いたのは11月10日過ぎた頃でした。
雇用保険被保険者離職票が届いたら、その日のうちにハローワーク(職業安定所)へ行き、まずは「どんな職業を希望しているか」の面談を行いました。
ちなみに私がハロワに行った頃は求職者が多く、「うわー…こんなに人がいるの初めて見たし、密だね…」っていう状況でした。
職業希望の面談が終了したら、受給資格を得るための説明と面談でした。
現在の状況(仕事はしているか、収入はあるか、働く意思はあるか)等の確認をされつつ、待期期間中にしてはいけないこと(週20時間以内の労働じゃないとダメよ、とか)、失業手当をもらう場合は月このぐらいになります等々の説明をされました。
ちなみにこの時に「フリーランスも考えています」との旨を伝えました。
…「完全にフリーランスになる訳ではないのね?」とメッチャ聞かれたけど。
また受給資格を得るために、以下のものが必要となってくるので準備をしてハロワに行ってください。
- 雇用保険被保険者離職票(1&2)
- マイナンバーカード(もしくは、通知カードなど)
- 身分証(運転免許証、マイナンバーカードなど恐らく写真がついてるもの)
- 写真2枚(縦3cm×横2.5cmの証明写真)
- 本人名義の預金通帳(または通帳アプリ、キャッシュカードなど)
- 印鑑(はんこレスが広まっているので必要ない場合があります)←私は使わなかった
何事もなければ、この面談終了後に雇用保険受給資格者証と失業認定申告書をもらえます。
…ハロワに入ってから、出てくるまで3時間掛かりましたので時間がある日、もしくは人が少なさそうな時を狙って行くことをおすすめします。
待期期間
私の場合は、会社都合による退職なので7日間の待期期間がありました。
この期間中は失業手当を受け取る事はできません。
そして1週間の労働時間が20時間以下、雇用期間が31日以上の見込みがある場合はアルバイトやパートでも適用外となる(と説明を受けました)ので、気をつけてください。
ちなみに待期期間を含めたそれ以前に、フリーランスで仕事を考えてて先方と業務委託の契約を結んでしまっているのはアウトなので、ご注意ください!(契約書の書面に日にちが残ってしまうから気をつけてねー)
また会社都合と特定理由離職者は7日間の待期期間ですが、自己都合退職は待期期間7日間に加え、給付制限で3ヶ月間(法改正で条件によっては2ヶ月になることもあるとか?)は失業手当をもらえないので、ご注意ください。
そしてこれはハロワに行って初めて知ったのですが…
新型コロナウイルスの影響により自己都合離職をした人でも、正当な理由がある場合は給付制限が適用されない場合があります。
詳しくはこちら(ハロワのPDF)をご覧ください。
あーだ、こーだ書きましたが…私はこの期間中、大学時代の後輩に「フロントエンドエンジニアの募集ない?…ないっすか…外注である!?やるやる!」とフリーランスになる決意をしました。
そう、決意であって契約は結んでない。
雇用保険受給者初回説明会
常時だと、雇用保険受給者初回説明会に雇用保険受給資格者証と失業認定申告書が渡されます。
しかしコロナ禍ということで、現在(2020年11月)はこの説明会を一番最初の受給資格を得るための説明と面談に行っていました。
そりゃマンツーマンでやってれば、ハロワから出るのに3時間もかかるわ…。
認定日(失業の認定)
私の場合は、待期期間が明けたら「フリーランスになります!」と申請しに行ったのでここは関係無くなったのですが…
常時では、認定日に求職活動の実績(求人への応募、職業相談等)を失業認定申告書に書いて、雇用保険受給資格者証と共に提出…するらしいです。
したことないから、面談で聞いた話w
コロナ禍の現在では、常時では認められていない自宅での求人検索も求職活動として認められています。
どちらにしろハロワに行って失業認定申告書と雇用保険受給資格者証を提出しに行かねばなりませんが、極力少ない回数で済むのはありがたい!
再就職手当を申請する
待期期間を過ぎて3日目に「フリーランスになります!」とハロワに報告へ行きました。
そのとき確認されたのが以下の内容でした。
- 事業開始日はいつか?
- 業務委託契約を結んだ先は前職ではないか?
- 収入は見込めるか?
これに問題がなければ、再就職手当を申請するために以下の書類が必要になってくるので「おおむね1ヶ月程度で準備できると思うので、そのくらいで持ってきてください」と言われました。
- 再就職手当支給申請書(この面談の時にもらって、書き方を教えてもらった)
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 開業届の控え
- 業務委託契約書
多分こんな感じだった…。
書類多くてもうどれがどれだか…。
ずっと待っていた開業届
さてこの時、開業届はどうしていたかと言うと…
税務署で作成しよう!と思って税務署に行ったものの、コロナ禍が原因なのかなんなのか「相談は事前予約になります」と。
まさかの私の地元では、気軽に相談できる雰囲気ではなかったのでした😭
青色申告承認申請書も作りたかったのですが、いやもう…なにがなんだか。
困り果てた私は「税理士さんに作ってもらおう!」となり、知り合いの税理士さんに作成&提出を依頼しました。
その他にも色々相談に乗っていただき、本当に感謝している税理士さんです✨
でも年末の忙しい時期に依頼しちゃったからかな…開業届の控えをいただいたのが1月中旬でした(笑)
そこからは怒涛の展開でした。
再就職手当の書類提出
必要書類が全部揃ったので、またまたハロワに行き書類を提出してきました。
「おおむね1ヶ月」は余裕で過ぎていましたが、問題なく受理されました。
そこでの説明では「1〜1ヶ月半くらいで通知が届き、問題がなければ再就職手当が振り込まれます」と言われました。
また、再就職手当を申請したのが待期期間から3日目だったため、2日分の失業手当も振り込まれることになりました。(こっちは1週間程度で振り込まれました)
2週間で振り込まれた再就職手当
最短で1ヶ月か…と、色んな税金の支払いで減っていく貯金残高。
「もう通帳見たくない!!」と思ってたら、ドンっと大きな金額が振り込まれました。
それが書類提出から2週間程度経った日のことでした。
通知も何もきてないのに、大きい金額が振り込まれるのはマジで焦った。
通知はその2日後に郵送で届きました。
通知の方があとなんかい!(笑)
こうして、受給資格申請から2ヶ月半で再就職手当は無事振り込まれました。
国民健康保険税の減免の申請
時系列的には真ん中あたりの出来事でしたが…。
収入の減少が見込まれる(…というか、確定なんだがなw)ので出費が減るなら、と役所へ国民健康保険税の減免の申請に行ってきました。
この申請に必要になってくるのは、雇用保険受給資格者証です。
なのでハロワに最初の面談に行った直後に役所へ行き、減免申請をしてきました。
※記されている離職理由によって減免できるか判断されます。
※地域によっては「退職の事由」が明記されてる退職証明書で申請できるらしい…(私以外の元社員はみんなこれでいけたらしい😭)
こちらの申請も無事通り、減免されることになりました(割合書こうとしたけど、収入金額バレることに気づいたwww)
おわりに
今では申請が通り、コーディングに没頭しながらまったり犬の散歩をしている日々ですが…当時は「申請通らなかったらどうしよう…」と不安に潰されそうな毎日でした。
旦那さんからはニート扱いされるし(まぁ、ニートでしたが 笑
こんな特殊事例はそう長く続かないとは思いますが、申請が簡略化できるならそれに越したことはないかな、と思います。
だって、常時だったらもっと大変だったんでしょ…。
全部電子申請できればいいのに☺️
まぁ何事もすんなり進めば、私よりも早く受給できると思います!
次に待ち受けてるのは確定申告か…。
ひぇぇぇ😱
ちゃんと申告できるか不安だよー←不安が尽きない人
ではでは👋